A-HEAD

BLOG

日々の雑記やキャンプとかバイクとかゲームとか。たまに絵とかDTMとか

秋時のツーリング紀行録 20220320 -奥多摩~本栖湖~富士宮-

世間は3連休。
昔はサービス業をしていたこともあり当時は「土日?祝日?仕事デス」だった私も今となってはカレンダー通りの休日となったわけでして。
せっかくの3連休ということで久しぶりに長距離の連泊ツーリングでもしようかと企てるも土曜日は雨模様が顔を見せるあいにくの予報。
雨の中走りたくないなぁということで土曜日は自宅で大人しく過ごし、日曜日と月曜日にかけて一泊ツーリングをしてきました。

出発

今回の一泊ツーリングをするにあたって最後まで悩んでいたところがありました。
「宿泊手段どうしよう?」

せっかくの連休なのでキャンプツーリングという選択も魅力でしたが、今回は走ることを中心にしたいなと思っていた部分があり荷物は軽量なほうがいいだろうということでキャンプは無し。
どこか目的地付近の快活を利用しようということで1日分の着替えと宿泊セットだけ持って出発しました。

元々バイクはキャンプをするための移動手段という考えで免許を取ったのですが……今となっては完全に立場が逆転してしまいました。

明確な目的地を決めずに立てた今回の計画ですが、出発前夜に「一緒に走ろう」という話が持ち上がり、本栖湖が集合地点となったためまずはそこへ向かうルートを組むことにしました。

奥多摩湖~柳沢峠茶屋

山梨県へ抜けるために中央道を利用してもよかったのですが、時間もあるため今回は知人にもおすすめされた、奥多摩湖から今まで通ったことのなかったR411を経由していくことを選びました。

VATERE

奥多摩と言えばここは外せない

奥多摩に到着し、まっすぐ奥多摩湖を目指す前にまずは奥多摩駅前に寄り道。
目的地はここ、奥多摩が誇るクラフトビールのブルワリー、VATEREです。
近所にある氷川キャンプ場でキャンプする時は必ずここで数本購入するか、裏にあるVATEREの古民家ビアバーに立ち寄ります。
ここのビールが本当においしくて、いつも今回はどのようなフレーバーがあるのか楽しみにしています。

今回購入したのはこちらの2本。後日楽しみます。

奥多摩湖

そのまま奥多摩湖へ。
奥多摩湖は過去に何度も訪れているので、特段何かすることなく軽く休憩した程度で出発です。

以前であればこの先は奥多摩周遊道路を走りそのまま当時住んでいた都内の自宅へと戻っていたのですが、今回はそのままR411を通っていきます。
何気に奥多摩周遊道路へ入る交差点から先は走ったことがなかったので新鮮な気分です。

国道411号線~柳沢峠茶屋

初めて走るR411ですが、交通量も少なく想像していたよりもかなり走りやすいワインディングでノンストレスで走り抜けていくことができました。
道中の標高は1000mを越え、気温も一桁とこの時期はまだまだ寒い状況でしたが、そこはフルカウルのNinja1000、走行風もさほど受けずグリップヒーターとの併用で問題ありませんでしたね。
ただまだまだ道路脇には雪の塊が残っており、そこから流れていた雪解け水が凍結していないかが不安で慎重に走りました。

奥多摩湖から45分ほど走ったところで目的の茶屋に

こちらもR411の定番と知人におすすめされた、柳沢峠茶屋に立ち寄ります。 時刻は13時を過ぎたところ。遅めのお昼として軽く食べるにはちょうどよさそうです。

私の肉そば

カレーうどんとかなり迷いましたがあまり食べたことないかもと思い肉そばを注文。
固めに火の通った豚肉と蕎麦と出汁の相性がとてもよく美味しく食べられました。
ただ、うどんと違い蕎麦は1玉では若干物足りなさを感じてしまったところ。

ということで

名物みそおでん

もう少しおなかに入れておきたいなと思いみそおでんを注文。
この味噌が甘旨でアツアツのこんにゃくと相性抜群で注文して大正解でした。

大変満足して引き続きR411を走行。 最大で1472mもあった標高から盆地となる甲府まで降りていくわけで、下り坂の楽しいワインディングでした。

本栖湖~富士宮市内

山梨の市街地まで降りてくると、市街地の渋滞にはまったこともあり先ほどまで肌寒かったのが逆にじわりと汗ばむほどの陽気に。

山梨の市街地を抜け、精進ブルーラインへ入ると再び標高は上昇し肌寒く、さらに空模様も少し怪しくなってきました。
今回のツーリング中に雨はない予報だったため雨具は持ってきていません。しかし今にも降りそうな雲の色。
雨が降らないことを祈りつつ本栖湖へと向かいます。

本栖湖

山梨の市街地ではまった渋滞の影響で集合予定時刻から10分ほど遅れて本栖湖着

今回も本栖湖から富士山は見えませんでした。本栖湖に来るのはこれで3度目ですが3連敗。

途中見えた浩庵キャンプ場の湖畔サイトはテントがビッシリ並んでました。
いつか聖地巡礼で行きたいと思っているキャンプ場ですが、なんかWEBサイトを見たところ以前は先着受付だったのが予約制に変わったみたいですね。
奥多摩の氷川キャンプ場もそうですが、今後も先着受付から予約制に変わっていくキャンプ場は増えていくのでしょうか。
思い立った時にすぐ行けるので地元の東古屋キャンプ場のような先着受付のキャンプ場はありがたいのですが……アウトドアブームで利用客が激増した今の時代仕方ないのかもしれません。

なでしこのベッド

浩庵キャンプ場といえばこちらの公衆トイレ。

チェックインアプリであるSwarmを立ち上げると本当に「なでしこのベッド」と出てきます。確かに間違いではない。
意味がわからない人は今すぐAmazon Prime Videoで「ゆるキャン△」の第1話を見てくるように。

イケメンポルシェ

ここからはFF14のフレンドの方と合流し一緒に走ることに。(前夜のVCで急遽冒頭に記載したとおり合流することが決まった)
最近キャンプに興味を持ったようで、色々話を聞かせてほしいと一緒に走りながらDiscordで通話を繋いで話していました。
富士宮のイオンモールにアウトドア用品店があるので、そちらへ向かうことに。

SWENイオン富士宮店

富士宮のイオンと言えば、私がキャンプデビューした時に食材買い出しで立ち寄った思い出深い店舗です。
近隣のアウトドア用品店を探して現地に着いてから気付いたんですが、ちょっと感慨深いですね。

アウトドア用品店で一通り「とりあえずキャンプをするために必要な1人用の道具」を解説。元々は最近ワークマンが出したビギナー5点セットをベースに考えていたようなので、それに加えてこういうのがあると快適だよ、というのを話していきました。

さわやか 富士鷹岡店

ひととおり道具を見たところで、静岡に来たら外せないさわやかを食べに行こう……としました。

さわやかの公式ページからどのくらいの待ち時間か確認しようと見てみたら待ち情報なし。
現在時刻18時。この表示はもしかして……?と思いつつひとまず店舗まで移動。

予想通り、既に受付終了していました。
時短営業で20時オーダーストップ、21時閉店というのは把握していましたが、まさかこれほどまでに混んでいたとは。
以前来たときは終日1時間も待ち時間が無かったので完全に油断していました。

というわけで、静岡に来て初めてさわやかを食べ損なう結果に。

敗者の末路

何気に今まで食べたことなかった富士宮焼きそば

結局のところ、お互い今まで実は食べたことがなかった富士宮焼きそばを食べようという話に落ち着き、来た道を戻りイオンモールのフードコートにあった富士宮焼きそばを食べました。

本当は市内の個人店などといったところで食べようかと思ったのですが、2人分の駐車スペースがありそうな店舗が近隣になく、イオンモールが最善手だと判断。

味はもっちりとした麺が特徴で、甘めのソースに粉末の鰹節が絡みとても美味しかったですね。普段食べている焼きそばとは全く異なる方向性で新鮮でした。
ぜひまた機会があれば食べたい味。

余談ですが、栃木県の焼きそばにはじゃがいもが入っています。(栃木市など一部地域)
これを話すと大抵驚かれるのですがマジです。栃木県南部に来ることがあればぜひご賞味ください。

快活クラブ 沼津店

その後はお互い帰路につき、今夜の宿候補である快活まで移動。 翌日は伊豆半島を走る予定だったため、近場である沼津の快活を選択。

安心の実家

ここの快活の特徴的な点として、ブース席が一切無い代わりに鍵付個室が多く用意されておりました。
今まで訪れた快活は大体鍵付き個室は10~20部屋ほどでしたが、本店舗は50部屋くらいあったように思えます。
それでも受付した時点で結構埋まっていたので人気の店舗なのかもしれません。

300mほど先のコンビニで酒とつまみを買い、よふかしのうた新刊→1日外出録ハンチョウ3~4巻→ジョジョの奇妙な冒険1~4巻と読んだところで就寝。何気にジョジョってちゃんと読んだことなかったのでこういう機会で読んでいきたい。

明日の伊豆編は長くなりそうなため一度分割します。

ツイート