秋時のツーリング紀行録 20220313 -竜神大吊橋~袋田の滝-
冬の寒さもひと段落し、ようやくジャケット1枚でも気持ちよく走れ、なおかつ北関東の山沿いのほうも行けるようになったのではないかと思い
[茨城県 ツーリング][検索] で出てきたスポットを雑に選択、竜神大吊橋と袋田の滝を巡って帰ってくる日帰りツーリングを計画しました。
日帰りツーリングのメシは醤油ピリ辛ネギ味濃い目から始まる
実家に戻って以降ご飯がとても健康的なので、こういう時くらいいかにも体に悪そうなジャンクなメシを食いたくなるのが人間の欲って感じ。
券売機のトップに激辛のメニューが出ていてそれはそれで惹かれるも、激辛麺は手元にストックしている獄激辛Finalがあるので今はステイ。
国道50号線を桜井筑西ICまで走り抜けたところで高速で那珂ICまでワープ。
天気も良く走っててとても気持ちいいのですが、とにかく花粉がすごくてくしゃみが止まらないのだけがつらいところ。
茨城県にはところどころ北海道へワープする特異点が存在する
残念ながら北海道至高のビールであるサッポロクラシックは顕現するまでの間に失われてしまうようです。
先ほど食べた山岡家のスープが濃くてのどが渇いていた自分には水分補給のいい機会だったので立ち寄ることに。
カワサキ乗り的にはVERSUSではなくVERSYSであってほしかった
コーヒーでも飲もうかとドリンクコーナーを見ていたらセコマブランドのエナドリがあったので思わず購入。
味はなんかレッドブルに近いような気がしました。
竜神大吊橋
自宅から2時間半ほど走り続けてようやく目的地である竜神大吊橋に到着。
竜神大吊橋とは茨城県常陸太田市にある日本最大級の長さを誇る吊橋で、全長375mに湖面からの高さは約100mほどあります。
駐車場からの景色ですでに腰が引けます。というかそもそも高いところが苦手なのに何で来た。
またその高さを利用して日本最大級の高さからバンジージャンプをすることもできます。
ちょうど到着したらバンジージャンプをやってるグループがいました。
さくっとチケットを買って横断開始。
スタートからすでに腰が完全に引けている状態でしたが、幸いにもガッシリとした吊橋でほとんど揺れなかったので何とか歩いていくことができました。
橋の途中でこういった透明のパネルが埋め込まれていてそこから真下の景色が見られます。(さすがにこの上に立つ度胸は無かった。)
高いところがダメな自分はそーっと覗いてはその景色にヒェッとなってすぐ顔を引っ込めてしまいます。
こういう鉄網の足場からも透けて下が見えます。この上でピョンピョン跳ねてた子供マジすげぇ。
渡りきった先の展望台から
渡り切ったあとはしばらくバンジージャンプの様子を眺めてました。
バンジージャンプも事前に予約して17,000円払えば飛べるらしいですが、私には絶対無理です。
さてこのまま橋を渡って戻ってもいいのですが、周辺にはハイキングコースも用意されているため帰りはそちらを歩いて戻ることにしました。
恐ろしい勢いで下り階段を降りて行った先では橋の上から見ていた竜神ダムの湖面や大吊橋を下から覗くことができます。
上から見ていたバンジージャンプを今度は下から見ようと思っていたのですが、ちょうど降りたところで終わってしまったようです。残念。
100mの高さを降りてきたわけなので今度は登らないといけないのですが、これが非常にしんどい。
写真の階段はそれほど大きな段差ではありませんが、この先の階段が倍くらいの段差になっており、体力的にも筋力的にも堪えました。
降りる前に展望台の自販機で飲み物を買っておかなかったのが失敗でしたね。
次は紅葉の時期とかにまた来たいところ
息も絶え絶えようやく駐車場へ戻り、水分補給と息を整えて次の目的地である袋田の滝へ向かうことに。
竜神大吊橋から袋田の滝へ向かう途中の道路が交通量も少なくてとにかく走りやすく、ほとんど信号のない整備されたワインディングでとても気持ちよく走れましたね。
北海道で味わったものに近い感覚を感じました。
袋田の滝
袋田の滝と言えば栃木県の華厳の滝、和歌山県の那智の滝と共に日本三名瀑に数えられ、高さ120m、幅73mという大きな滝です。
ここしばらく好天に恵まれているため水量はそれほど無いとは予想しておりましたが、近くまで来た以上見ない手はありません。
とりあえず10分ほど離れた一番安い有料駐車場に駐車
周辺は昔ながらの観光地といった感じで土産屋や茶屋が多く、どこか懐かしい気分にさせてくれます。
しかし例の感染症の影響か、シーズンではないからか、あまり観光客は多くない印象を受けました。
滝へはトンネルを通って通るのですが、思っていたより長く軽い上り坂なので適度な運動に良いかもしれません。
トンネルを一番奥まで進み突き当りを右手に曲がると、目の前いっぱいに袋田の滝の雄大な水流が広がります。
スマホで撮影した写真ではとてもではないですがあの迫力を伝えられないのが残念ですね。
またエレベーターでさらに上の展望台へ行くことができます。
こちらは滝の全体を見渡すことができ、下で見るのとはまた違った楽しみを味わえます。
また吊橋
このままトンネルを歩いて戻っても良いのですが、別の出入り口があったのでそちらから戻るようにしました。
竜神大吊橋と違ってこっちの吊橋は結構揺れました。まぁ落ちても大したことない高さなので大丈夫だったのですが。
こちらもこちらで違う角度から滝の流れを楽しめます
吊橋から歩き続けると来た時とは異なる方向から売店や茶屋のあるエリアへ戻りました。
この手の売店って何で必ずと言っていいほど木刀が売られているんだろうか
せっかくなので家族への土産を買い、帰路へつくことに。
振り返り
3月なのに気温が20度と暖かく、ウルトラライトダウンをジャケットの下に着込むことなく快適に走れた1日でしたが、花粉症持ちには違う意味で走りにくいシーズンになりましたね。
茨城県の北部は交通量も信号も少なく、気持ちよく快走できる道が多いなと感じました。またガソリンも今住んでいる地域より6円安かったのでツーリングにはうってつけかと。
また紅葉の時期になったら再訪したいと感じた1日でした。